Nepal

Nepal

ネパール

ヒマラヤに囲まれた国、ネパール。エベレストを筆頭に世界最高峰の山々に抱かれている国です。
国そのものが高地に存在し、首都のカトマンズの標高はおよそ1400mです。
ゴータマ・シッダールタ(仏陀)が誕生したとされるルンビニをはじめ、各地にはスピリチュアルな宗教寺院が多数。
それは、日本人の私たちにとって、なぜか懐かしい景色です。カトマンズの喧騒から車で小一時間も走れば、あっという間に山に囲まれた自然の中に身を置けます。
どこにいても視界にはヒマラヤの山々がそびえることでしょう。ノスタルジックな風景に身を委ねるもよし、ヒマラヤのトレッキングにチャレンジするもよし、山と湖に囲まれた地でのんびりするもよし。
また、古代から生き神を継承する「クマリ」の存在、町の至る所で目にする祠など、祈りをより身近に感じることもできます。じっくりと滞在して内観を深めるのもいいですね。

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  • クマリ
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バクタプル -Bhaktapur-

首都カトマンズから車で20分ほどの場所にある、古都バクタプル。屋根が幾重にも重なるパゴダ形式の寺院が立ち並ぶ、ノスタルジックな都です。異国にいるのに、なぜかとても懐かしい気持ちになるこの町。
それもそのはず、パゴダ建築はチベットを越え遥か日本まで伝わったとされています。中でもニャタポラ寺院はカトマンズ盆地でもっとも高いお寺です。
タチュパル広場のダッタトラヤ寺院は歴史深く、インドからの参拝客も訪れ流ほどです。古くはチベットの商人たちが羊を連れてやってきて、ネワール人は女神ドゥルガーにオスの動物を捧げにやってきていたという逸話そのままに、町の入り口にはドゥルガー神の像が鎮座します。
入り組んだ路地の先にはクマリの家。坂道のはるか先にはヒマラヤの山々。この町はゆっくりと時間をかけて歩いてみることをお勧めします。

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キルティプル -Kirtipur-

首都カトマンズ、タメル地区の南西に位置するキルティプルは、カトマンズ盆地の中でもより山肌に近い地区に佇みます。霧も霞もないに日は、町の背後に壁のようにそびえ立つヒマラヤを一望できます。また町自体もある程度の高地にあるため、眼下の町並みとヒマラヤとのコントラストは圧巻です。町自体もとてものんびりとしています。5色の小さな旗がはためく様子はネパールではどこでも見かける風景ですが、坂道の多いこの町には特にタルチョが似合う気がします。空を見上げれば、世界の5つ要素パンチャマハブータ(空、火、風、地、水)を表すと言われる5色のタルチョが風になびきます。町の高台に建つネワール建築によるバク・バイラブ寺院からの景色も格別です。地元の人とのゆるやかな会話を楽しみながらの町歩きをご堪能ください。

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クマリ -Kumari-

ネパールには生き神さまが住んでいます。大昔から初潮前のネワール族の女の子が神様を継承し続けています。彼女はヒンドゥー教の三大神のうちの人柱シヴァ神の奥さんであるパールバティのダークサイドともいえる女神ドゥルガーの生き写しとされ、ネパールでは崇拝されているのです。それが、クマリです。クマリとは「処女」との意味を持つ言葉です。
クマリは普段、王宮近くのクマリの家で過ごしており、その窓から顔を出すことこそあれ、大衆の前に姿を現すことは決してありません。
そんなクマリが人々の前に姿を表すのが、大祭インドラ・ジャトラの期間中のたった二日間だけです。お祭りには、クマリに少しでもでもお目にかかろうと、地元の人々が群集と化して訪れます。
その日、クマリは、地面に足をつくことなく大きな山車に乗せられて、町と人々を祝福します。
またこの期間には、普段は閉ざされているバイラブ神(シヴァの化身)の像も開張され、祈りを捧げる人々が絶えることはありません。

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ナガルコット-Nagarkot-

首都カトマンズから車で2時間。ヒマラヤに囲まれた村です。標高は2100m。山の中に存在するため、道は狭く、雪の季節を越えるとすぐにぬかるみデコボコになってしまいます。
それにしても、ナガルコットの景色は絶大に美しく、朝も昼も夜も、まるで奇跡のようです。村の人々もとても穏やかで、のんびりとしています。
村のクロスロードには、少しのレストランや人が賑わい、大きな犬たちが人懐っこく歩き回ります。カトマンズからの渋滞と排気ガスを抜け辿り着いたこの地は、心癒される別世界。
いつの時期でも肌寒く澄んだ空気を味わえます。眼下に広がる村々の暮らしと、その後ろにそびえるヒマラヤの山々。
そこに身を置くだけで、日々の疲れは癒されていくことでしょう。ここでの山歩きは何よりも格別です。

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パタン -Patan-

カトマンズの中心タメル地区からほど近くにある古都パタンは、カトマンズ盆地で最も古い都と言われています。
その歴史は、西暦229年にまで遡ります。最古の都の名に相応しく、町の至る所で伝統的な寺院が私たちの目を惹きます。
なかでもシヴァ神を祀るクンベシュワール寺院は数少ない五重塔を持つことで有名です。
また、雨乞い祭りのラトマチェンドラナートジャトラ(Rato Machindranath Jatra)の中心とされるマチェンドラナート寺院も広く知られています。
そしてこの町には、ロイヤルクマリの他に数人だけ存在すると言われる生き神クマリが住みます。
町の喧騒の中にたたずむ宗教寺院。そのギャップに不思議と心は落ち着くことでしょう。

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パシュパティナート -Pashupatinath-

首都カトマンズ、タメル地区から車で30分。ネパール有数の巡礼地です。その昔シヴァ神が滞在していたと謂われるこの地は1500年もの間、巡礼者が絶えることはありません。
ヒンドゥー教徒以外立ち入り禁止のパシュパティナート寺院の脇を流れるバクマティ川は、ガンジス川に取り込まれ、果てはインドのバラナシへと繋がります。
そんなバクマティ川沿い沿いにはガート(火葬場)が立ち並びます。大きく分けて4つのガートはカーストによって隔てられます。
遺体は遺族の行列とともに、ひっきりなしに運ばれては焼かれ、その灰はバクマティへ、そして果てはガンジスへと帰っていきます。
生きるとは何か、死ぬとは何か。炎と煙と灰と川の流れを見つめていると、心にあった余計なものは削ぎ落とされてしまいます。

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ガイドのご紹介

  • ラジェシュ
  • リシ・ラム

ラジェシュ・ニューピン-Rajesh Neupane-

カトマンズの雑居ビルで小さな旅行会社を経営するラジェシュさん。とてもフレンドリーな方です。お勧めスポットはもちろん、マイナーなお祭りの情報も教えてくれます。基本的に同行はありませんが、トレッキングガイドさんやドライバーさんを快く手配してくれます。「カトマンズを歩けばラジェシュに当たる」というほど、街歩きの途中でで何度も遭遇する兄貴的存在。

□英語=◎ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ドライバー紹介=◎
□トレッキングガイド紹介=◎

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リシ・ラム・アディカリ-Rishi Ram Adhikari-

とても陽気な男です。知り合ったきっかけはナンパです笑。カトマンズの街をぶらぶら歩いていたら、後ろから声をかけられました。そして、その明るい性格に意気投合。陽気な人が多いネパールですが、彼はそれに輪をかけて陽気です。トレッキングも彼がいれば、楽しい経験になること間違いなしでしょう。

□英語=◎ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ドライバー兼任=◎
□トレッキングガイド=◎

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ドライバーのご紹介

  • リシ・ラム

リシ・ラム・アディカリ-Rishi Ram Adhikari-

とても陽気な男です。知り合ったきっかけはナンパです笑。カトマンズの街をぶらぶら歩いていたら、後ろから声をかけられました。そして、その明るい性格に意気投合。陽気な人が多いネパールですが、彼はそれに輪をかけて陽気です。トレッキングも彼がいれば、楽しい経験になること間違いなしでしょう。

□英語=◎ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ドライバー兼任=◎
□トレッキングガイド=◎

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家族たち

ネパールで出会う家族たちと紹介します。
この国の人々は、挨拶のときに胸の前で手を合わせます。心が豊かで穏やかで、微笑みを絶やさないのは、いつも神とともに生きるこの国ならではの風習からなのかもしれません。大らかな雰囲気とどことなくゆっくりと流れる時間。人々は旅人に対してもとても優しく親切にしてくれます。そんな国に息づく笑顔いっぱいの家族たちです。

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