
























北インドの混沌と比べると、ずいぶん穏やかな南インドは、椰子の木の並ぶ楽園です。特にケララ地方は、
「椰子の大地」の名の通り、温暖で穏やか。ベンバナード湖をはじめとする水源にも恵まれ、水の都と異名も持ちます。
水辺の村ならではの漁法やポルトガル領時代の趣を残すコチや、水とともに暮らすアップラーザ地方は、インドとは思えないほどのトロピカルな面を見せます。
アラビア海沿い南下コースでは、南国のリゾート気分を味わえます。中でも、コヴァラムはリゾートとして有名。時間を忘れた旅のひと時を味わえるはずです。
さらに南に下ってタミル・ナードゥへの州境を越えれば、聖地として崇められるカニャクマリにたどり着きます。
インド洋、アラビア海、ベンガル湾の3つの海が出会うこの場所には、いつでも強い風が吹き、インド全域から大勢の人々が巡礼に訪れます
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- カニャクマリ
カニャクマリ -Kanyakumari-
インドを代表する聖地。インド洋、アラビア海、ベンガル湾の3つの海が出会うコモリン岬には、途絶えることなく巡礼者が訪れます。
とても小さなこの町にいつでも強く吹く風は、旅の疲れを癒し、巡礼者を祝福しているかのようでさえあります。
岬に向かう一本道には、忘れかけていた喧騒があります。しかし、それはとても穏やかで、休むことなく潮風に心は安らぎます。
その道を南に向かい、コモリン岬の先端に立てば、青い海と空以外は視界から消え去ります。朝も昼も夕も人々は沐浴し祈ります。
そして、夕日が海沈むとき、人は一斉にそれを眺め、また祈るのです。さらに夕日を目指してヒドゥンツインビーチまで足を伸ばせば、その先は遥かアフリカ大陸です。
ガイドのご紹介
- ロイ・パンディ
ロイ・パンディ-Røhìt Påñdây
バラナシのみならず、北インドのスピリチュアルスポットも紹介してくれます。ことあるごとにチャイをご馳走してくれる弟のような存在です。□英語=◎ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ドライバー兼任=◎

ドライバーのご紹介
- ロイ・パンディ
- ラメシュ
ロイ・パンディ-Røhìt Påñdây
バラナシのみならず、北インドのスピリチュアルスポットも紹介してくれます。ことあるごとにチャイをご馳走してくれる弟のような存在です。□英語=◎ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ドライバー兼任=◎

ラメシュ-Ramesh-
中央インド、ゴアに住むドライバーさん。とても温和な性格の持ち主。口数もそれほど多くなく、黙々と運転をしてくれますが、何も言わずにおすすめの場所を紹介してくれる優しい青年。宿がなくなってしまったトラブルの時には、朝の4時まで付き合ってくれました。
しかも翌朝9時から8時間のロングドライブまで。内気で誠実な頼れる存在です。
□英語=○ 日本語=×
□料金=時間、距離により要相談
□ガイド兼任=△

家族たち

























南インドで出会う家族たちと紹介します。
もちろん人それぞでではあるでしょうが、南インドには穏やかな人が多いように思います。ある日お祭りで隣同士になった人は、「北インドはまるで別の国のように忙しそうだ。」と言いました。そう言われてみると、軒下に座って涼んでいるおばさんも、浜辺で漁期をうかがうおじさんも、どこか輪をかけたようにのんびりとしています。北インドとはまた違った魅力が南インドにはあるのです。そんな土地で出会った人たちです。サリーに身を包む女性も、ルンギを腰に捲く男性も、もちろん子ども達も、いつも人懐っこく、安らぐ笑顔をたたえています。